還暦過ぎても白メガネ

いい歳ぶっこいてチャラいメガネを愛用する勘違い爺。

第1回:初めてのクリアメガネ

初めて黒や茶以外のメガネフレームをかけたのは、確か33歳のころ。

オレは単にギョロ目というだけでなく、かなりの出目金だ。
黒や茶色といった濃色フレームのメガネをかけると、
周囲が強調されることにより、どうしても目の圧力が倍加され、
ともすると面と向かった人に威圧的なイメージを与えかねない。

それを少しでも緩和するために何かいい手はないかと考えていたところ、
ある日、何気なく入った地元のメガネ店で、
当時はまだ珍しかったクリア(透明)のフレームを発見。

ひと目見た瞬間「絶対似合う」と感じ、早速試着してみると、
本人より店員さんが驚いた。

「お世辞抜きで、ほんとによくお似合いです。
普通の方はなかなかここまで自然な感じにフィットしませんよ」

褒められているのか笑われているのかよくわからないが、
とにかく他人がどう言おうが絶対の自信があったので即決購入。
こうして白(透明)メガネとオレの長い付き合いが始まった。

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■1994年3月(33歳) 最も傲慢不遜だったころ、高慢なところが口元に出てやがる。
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